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シニア犬のダイエットはドッグフードの見直しから…愛犬の肥満の原因を正しく知る。

19-08-21

うちの子、歳をとるにつれ太ってしまい、最近寝てばかりで元気がない。あんなに大好きだった散歩も嫌がるようになって、このまま寝たきりにならないか心配で…

あんなに幼かった愛犬も年をとるのは早く、7歳がシニアの入り口です。12歳を過ぎれば立派な老犬といわれる年齢となり、老いによるカラダの衰えが急速にはじまります。

大切な家族だから、いつまでも元気で一緒にいたいですよね。そんな我が子のために飼い主としてまず見直して欲しいのがこれまで食べていたドッグフード。それが乾燥したドライフードなら愛犬を苦しめる原因になっているかもしれません。

シニア犬が太るのはドッグフードが原因!?

犬にとって肥満は万病のもと。年をとることで、カラダの代謝が衰え、さらに運動量が減るために太りやすくなる傾向があります。40代を過ぎて中年と呼ばれる年齢に入ったヒトと同じ理屈です。

人間も年をとれば、脂っこいものやジャンクフードを食べ無くなるように、自分のカラダが求める食事が変わるはず。愛犬も同様です。

バーフダイエット

ただ、犬と人間は身体構造がまったく異なります。愛らしいうちの子も、そもそもは肉食動物。祖先は草食動物を狩って生のまま食べることで、生きるために必要な栄養素を効率良く摂取していました。

そのため歯の形状は鋭くとがっており、強い顎で獲物を引き裂くのに適しています。消化器官は短くできており、植物繊維には不向きです。また、強酸性である胃酸は骨を溶かすくらいに強力ですが、炭水化物の消化は苦手です。

犬の正しいダイエットは食事の見直しから

一般的なドッグフードは、様々な穀類を使用していますが、犬は穀類を処理する消化酵素を持っていません。特に、小麦やとうもろこしといった穀類は犬にとってアレルギーを起こしやすい原料の筆頭でもあります。

それでも元気な若いうちはなんとかなっていたものを、身体機能が衰えたシニア犬になると、ドッグフードから生きるためのエネルギーを得ることが難しくなってしまうのです。

主食だったものを食べなくなるので、あまり動かなくなって筋肉が減少します。筋肉が減少するとカラダ全体の代謝が低下するので、さらに食べなくなってを繰り返し、ついには寝てばかりなんてことに…そんな状態で、これまで同様に大好きなおやつだけは食べていたら太りますよね。

太りすぎで高まる病気のリスクとは

愛犬の肥満はさまざまな病気へのリスクを高めます。はじめは、皮膚がたるんで、毛艶が悪くなります。そのまま放っておくと、関節への負担から関節炎にかかったり、ひどい場合には椎間板ヘルニアを発症することもあります。

また、脂肪によって腸が圧迫されるために便秘がちになったり、おやつの過剰摂取で糖尿病になってしまう子もいます。肥満で気道が圧迫されて、呼吸困難にさえなる子もいます。そして、これらはすべて飼い主の責任です。

ダイエットに適した健康食材8選のご紹介

一般的なドッグフードは100gで300~350kcalの間です。摂取カロリーを代謝カロリーより少なくすれば、体重は減少します。これまでのフードの一部を以下の食材に置き換えることで摂取カロリーを減らすことが可能です。

犬のカラダがもっとも必要とする栄養素は動物性たんぱく質で、鶏のささみや馬肉、鹿肉から効率的に摂取することができます。ただ、肉だけだと栄養が偏りますので野菜をあわせてバランス良い食事を心がけてください。

鶏肉(ささみ肉)

鶏肉

鶏のささみ肉は100gで105kcalです。ボディビルダーがカラダをつくるために好んで食べる食材であり、高たんぱく質で低カロリー、低脂肪の代表的なダイエット食材です。ビタミンAやBビタミン群が豊富に含まれており、ガン予防や被毛、皮膚、粘膜の健康維持に効果が期待できます。

馬肉(赤身肉)

馬肉

馬肉は100gで110kcalです。馬肉も高たんぱく質で低カロリー、低脂肪の健康食材で鉄分が豊富なために貧血予防に効果があります。ビタミンAが適度に含まれており、また、Bビタミン群が豊富なのでガン予防や被毛、皮膚、粘膜の健康維持に効果が期待できます。疲労回復を促進するといわれるグリコーゲンが豊富なのも魅力的な食材です。

鹿肉(赤身肉)

鹿肉

鹿肉は馬肉と同じ100gで110kcalです。鹿肉も高たんぱく質で低カロリー、低脂肪の健康食材で、馬肉よりさらに鉄分が多く含まれています。Bビタミン群が豊富で、肉類には珍しい必須脂肪酸のリノール酸をはじめとする多価不飽和脂肪酸(オメガ3・オメガ6脂肪酸)も含まれているので、毛並みを良くしたり皮膚を健康に保つ効果があります。

鹿肉に特有のアセチルカルニチンという成分も含まれており、脳機能向上やストレス軽減、疲労回復の効果があると言われています。厳しい体調管理を求められるアスリートが好んで食べる食材であり、ダイエット食や高齢者の介護食としても近年注目が集まる食材です。

キャベツ

キャベツ

キャベツは100gで23kcalです。ビタミンC、ビタミンKが豊富に含まれており、アンチエイジング効果や疲労回復、肌を健康に保つ効果を期待できます。また、薬のキャベジンといわれる成分であるビタミンUが含まれており、荒れた胃を修復してくれる効果があります。

ブロッコリー

ブロッコリー

ブロッコリーは100gで33kcalです。ビタミンCが非常に豊富で疲労回復、風邪予防、ガン予防に効果があり、アンチエイジング効果もできます。またブロッコリー特有の成分であるスルフォラファンには、抗酸化作用と解毒作用があり、こちらもがん予防に効果が期待できます。

きゅうり

キュウリ

キュウリは90%以上が水分でできており、100gで14kcalしかありません。βカロチンが豊富でガン予防や免疫力強化、被毛や皮膚の健康維持に効果が期待できます。また、カリウムもたくさん含んでおり、血圧の低下や利尿作用があります。

レタス

レタスは95%以上が水分でできており、キュウリよりさらにカロリーが少なく100gで12kcalしかありません。食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果が期待できます。ビタミンC、ビタミンEも含まてれており、アンチエイジング効果があります。

にんじん

にんじん

にんじんは100gで39kcalです。非常に多くのカロテン(ビタミンA)を含んでおり、ガン予防や視力維持、被毛や皮膚、粘膜の健康維持に効果が期待できます。カリウムも豊富なので、血液の循環が良くなるため高血圧の予防や利尿作用があります。

生食ではじめる健康習慣のすすめ

生食(生肉)が基本の野生動物に肥満はいません。生肉は、犬が本来もっとも必要とする良質の動物性たんぱく質に加えて、ビタミンやミネラル、食物酵素が豊富に含まれています。

犬はカラダを維持するために、人よりはるかに多くのたんぱく質を必要とします。また、消化吸収のために多量の酵素を必要としますが、これは乾燥ドッグフードには含まれていないため、他の食物から摂取しなければいけません。

シニア犬がしなやかで健康的なカラダを維持するためには、もともと犬の主食であった生肉が最適な食材です。年をとったら肉食が基本。乾燥ドッグフードから犬本来に近い食事を与えることで、健康を長く維持できるケースが多くあります。 まずは既存のフードに置き換えて、お手軽にできる生肉のトッピングから試してあげてみませんか。

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